日本のロックシーンに多大な影響を与え、惜しまれつつも2008年に解散をした『Syrup16g』。Vo,五十嵐隆が紡ぎだす唯一無二の世界観は、多くの熱狂的なファンを集めた。
その中にはMr.Childrenの桜井和寿やBUMP OF CHICKENの藤原基央など、現在の日本の音楽シーンを牽引する人物も多い。そんなSyrup16gが6年ぶりに再始動。彼らの軌跡を辿ってみた。
Syrup16gがRebornする
出典:RO69
昨日より今日が 素晴らしい日なんて
わかってる そんな事 当たり前の事さ
出典:Reborn / Syrup16g
2008年3月1日、日本武道館。「”LIVE FOREVER” The last waltz of Syrup16g」。
3時間以上にも及んだパフォーマンスをもって、日本のロックシーンに多大な影響を与えたバンドが解散をした。
バンド名は『Syrup16g』。
突然の、しかし、必然の解散から6年。Syrup16gが復活をする。
圧倒的な世界観
出典:ナタリー
Syrup16g-しろっぷじゅうろくぐらむ-
五十嵐隆(Vo,G)
キタダマキ(B)
中畑大樹(Dr)
今までにSyrup16gが発表したオリジナルアルバムは計7枚。
Vo,であり、作詞作曲を手がける五十嵐隆がつくる楽曲の世界観は、他のバンドにはない圧倒的なものである。
そのどれもが独特な世界観を持っているため、聴く人を選ぶアルバムも多い。
個々の楽曲を取り上げてもかなりダークなものが多いが、その一つひとつがダークなだけではない個性を放っている。
天才
僕はすごく適当な人間なんですけど、音楽を通してだけは、ある種正直にっていうか……やっぱり、僕にとって音楽は、他者とのコミュニケーションをとる唯一のツールなんですよね。
出典:http://tower.jp/article/interview/2004/05/13/100039047/100039048
この6年間で何度か彼らが話題をさらったことがある。
Vo.である五十嵐隆のソロデビュー、新バンド「犬が吠える」の活動開始と即時解散。
そうやって流れてくる情報に一喜一憂を繰り返してはいたが、どちらかと言えば「あきらめ」のほうが少しだけ大きかった。
しかし、2013年5月に状況は劇的に変わる。
音楽の最新記事
- NiziUの2nd Single『Take a picture/Poppin’ Shakin’』iTunes総合、J-POPチャート、LINE MUSICソングTOP100、AWAリアルタイム急上昇ランキングで1位
- ゲス極川谷・くるり岸田が絶賛する崎山蒼志、自身初のMVを公開
- 『Creepy Nuts』キャリア史上初のフルアルバムリリース決定!全国ツアーも開催!
- 「FIVE NEW OLD」が遂にメジャーデビュー!メンバー全員にそのサウンドのROOTSを聞く
- 「ジョゼ」羽深創太が語る、7周年を迎えるバンドの根源にあるルーツとは?