「FIVE NEW OLD、今夏TOY’S FACTORYよりメジャーデビュー決定!」先程行われたCLUB QUATTROでのツアーファイナルで発表された一報である。「ようやく」という言葉がこれほどしっくりハマることもない。洗練された良質なサウンドで次世代ロックバンドの大本命と評される「FIVE NEW OLD」の魅力とは?Coolhommeでは彼らのROOTSに迫った。
HIROSHI from FIVE NEW OLD(Vo / Gt) ‘s Select
Stevie Wonder
出典:umusic
僕にとって最も音楽的に影響を与えてくれたのは「Stevie Wonder」です。
物心付く前から、家族が聴いていたので、まさに僕の音楽の根源は彼ですね。
音楽を始めたのは15歳くらいからで、それまで楽器の経験はなかったんでけど、段々と音楽的な感覚が養われてくると、自分のルーツにあるソウルやファンクのサウンドが、無意識的に色濃くなっていきました。
I Just Called To Say I Love You / Stevie Wonder
もう、細かいところがどうとかじゃなくて、ただひたすらにいい曲です(笑)
Grimes
出典:pitchfork
この一年くらいで何度も聴いたアルバムはGrimesの”Art Angels”、HONNEの”Warm On a Cold Night”、Frank Oceanの”Blond”あたりなんですけど、その中でも「Grimes」はすごく聴いたなって感じです。
ライブも観に行ったので、余計強く残っているっていうのもあるかな。
Flesh without Blood/Life in the Vivid Dream / Grimes
彼女の世界観っていろんなカルチャーの面影があって、けれど決してどれも表面的な部分を掬ったような印象はないと思うんです。
それが、音楽的にも視覚的にもブレずに伝わってくる。
すごくお手本にしたい、アーティストです。
スケートボード
音楽以外で影響を与えられたもので、欠かせないのがスケートボードです。
ちょうど音楽を始める少し前にスケートボードで遊ぶようになって、そのカルチャーの延長線上にバンドがあるって感覚で始めました。
スケーターからはファッション的な面を、デッキに描かれているデザインからはアート的な面をたくさん教えてもらったなって。
それは決してストリートカルチャーっていう部分だけではなく、もっと深い部分で僕の中に宿っています。
肝心のスケートボードの腕前なんですが、全然大したことないです…(笑)。
WATARU from FIVE NEW OLD(Gt) ‘s Select
Fall Out Boy
僕がバンドを始めたきっかけにもなったアーティストで、高校に通っていた頃よく聴いていました。
それが「Fall Out Boy」です。
当時、僕はポップパンク全盛期で初めて彼らのCDを買って聴いたとき衝撃を受けました。
その頃僕がやっていたバンドにもとても多く影響を受けて作曲なんかもしてました。
彼らからは他にも多く影響を受けていて、その当時はよく格好や、やってたバンドでも彼らのパフォーマンスなんかも真似していました(笑)
ちょうど高校卒業の頃に彼らのライブを見に行ったことを今でも鮮明に覚えています。
そして今も僕の根本の音楽性には、Fall Out Boyは深く根付いています。
The Take Over, The Breaks Over / Fall Out Boy
Foals
始まりはポップパンクからでしたが、時が経つに連れて色んな音楽を聞くようになりました。
オルタナティブ・ロック、グランジなどの音楽にあまり触れてなかったのもあり、そういう音楽に引き込まれていきました。
中でも”シューゲイザー”という音楽では、轟音のギターリフやシンセサイザーが沢山出てきていて、それがすごく心地良い音になっていきました。
僕が今使ってるギターやサウンドにもその影響は多く現れています。
その流れで力強く、ウェットな曲に惹かれていくようになりこのバンドに出会いました。
それが「Foals」です。
僕らも同じではありますが、彼らの音楽は音源では細かいギミックなどが耳を惹く様になってますが、ライブでは音源以上に歪んだギターリフ、力強い歌い方などでアレンジされているのもすごく男前です。
My Number / Foals
John Mayer
僕がギタリストとして究極なんだろうなと思う人物が彼です。
「John Mayer」は歌以上にギターのフレーズに感情がこもっていて、あのサウンドにはとても影響を受けて、どうしたらあんな風に心地いいサウンドを奏でられるのか僕の中で一生課題になってます。
まるで歌ってるかの様にギターリフを弾く彼のプレイにはとても感銘を受けてます。
音源以上にライブでの生の再現力はすごく、本当の生きている音楽だと思います。
歌って弾けて、そんな彼のスタイルは憧れの存在になりました。
Gravity(GRAMMYs on CBS) / John Mayer
HAYATO from FIVE NEW OLD(Dr) ‘s Select
Travis-Barker from Blink-182
僕が最も影響を受けたアーティストは、「Blink-182」のDRUMSであるTravis-Barkerです。
彼が持っている世界観、影響力、テクニック、スタイル…何をとっても当時の僕には憧れでした。
当時、正直なところやりたい候補には上がってなかったドラムを友人からやって欲しいと誘われ、半ば強引に始めさせられたドラムに火を付けてくれたのが誰を隠そうTravis-Barkerでした。
とりあえず、彼になりたい!!なんて思いながらプレイスタイルを必死に真似していました。
きっと今でもそのスタイルの名残はあると思います。
時が経つにつれて、スタイルなどは変わってしまったかもしれないけど、彼をいつか超える…彼みたいにカリスマ性を出したい…そんな事を思いながらこれからも精進していく次第です。
完全なる俺の目標です。
First Date / Blink-182
Good Charlotte
ドラムを始めるきっかけになったのは、BLINK-182のTaravi-Barkerなんですが…バンドを始めるきっかけになったのは実は当時流行っていた青春パンクだったりPUNKSだったりします。
そんなにまだ音楽自体詳しくなかったのでもちろん友人からの勧められたバンドや曲を聴いていました。
少しながらでも海外のカルチャーに興味を持っていたので洋楽も気になっていました。
今でも鮮明に覚えているのですが、その時友人の兄の部屋のラジオから流れていたのが「Good Charlotte」の”Lifestyles of the Rich & Famous”でした。
そこから洋楽にハマり、同時にのめり込んでいったのがアメリカ西海岸のファッションでした。
基本的にはスケーターファッションでスタッズベルト、ディッキーズのパンツにハイソックス…そして、海外バンドがプロデュースするTシャツといったファッションです。
RANCIDなどといったオールドスクールなパンクじゃなくてNOFXやNO USE FOR A NAMEなどのニュースクールのメロディック・パンクのカルチャーにインスパイアされていきました。
もう10年も前のことなんでとても懐かしく感じます(笑)
Lifestyles of the Rich & Famous / Good Charlotte
Gospel Chops Drumsの先人達
僕がドラマーである以上常に進化し続けなければならない…それを絶やさないためにも常、前を向く素材が必要。
進化するためにTravis-Barkerのように影響されたいドラマーを探し始めました。
探すとゾクゾク出てくるもんなんですね。笑
昔はパンクドラマーやラウドバンドのドラマーみたいに派手でかっこよくて目立つドラマーをリファレンスに置いてプレイスタイルを固めていましたが、最近のFIVE NEW OLDの音楽性に必要になってきているのがファンクだったりブラックミュージック、R&B、ソウルだったりします。
要するに黒人ドラマーなどが兼ね備えているグルーブがドラム単体でも必要となってきました。
そこで出会ったのがゴスペル・チョップ・ドラム。
要は凄テク軍団です。真似したくても生半可の気持ちでは到底できない領域でした(笑)
今後は彼らに少しでも追いつけれるようなドラマーを目指していきたいです。
THE BEST DRUM SHED EVER!!! / Drums
YOSHIAKI from FIVE NEW OLD(Ba) ‘s Select
FULL MONTY
初めましてFIVE NEW OLD BASSのYOSHIAKIです。
僕がバンドを始めるきっかけになったアーティストや洋楽の出会い。
FINOを始めた当時によく聞いていたアーティストを紹介します。
当時地元ではガガガSP、GOING STEADY、175Rなど日本語ROCKが全盛期。
そんな中、中学3年生の時に初めて地元の先輩誘われてLIVE HOUSEに行きました。
地元の先輩のバンドの企画でSHACHI、そして「FULL MONTY」が出演していました。
リーゼントにTATTOO、Drマーチンやジョージコックスのブーツ全員がワークシャツをオシャレに着こなす。
当時の男子がみんな憧れるような不良のような悪さと言うのかな?(笑)
そんなROCKでエネルギー全開のLIVEに衝撃を受け、そこから地元の友達とバンドを始めました。
All time happy people / FULL MONTY
The Offspring
洋楽に出会ったのは高校1年生の時、地元のバンドとSHACHI、FULL MONTYなどのコピーバンドを始め出した頃。
親と買い物に行った時に、ふと入ったCD SHOPで視聴機に入っていてジャケットがドクロでカッコ良かった??ようなwww雰囲気で聴いたのが2000年にリリースされた「The Offspring」の“conspiracy of one”でした。
キャッチャーリフにPOPなメロディ、歌詞はストレートでぶっ飛んだ感じ!?に衝撃を受けました。
和訳:俺は君の全身にタトゥーを入れて欲しいんだ 。悪い子になって欲しいんだよ
今振り返ってもあまりにも衝撃的な歌詞…悪そうな感じとTATTOOが好きだったんでしょうね(笑)
そこから洋楽を掘り下げていくようになりました。
Want You Bad / The Offspring
ALL TIME LOW
The Offspring やBee GeesからROCKからポップスなど様々な洋楽にハマって行きました。
FIVE NEW OLDを始めた当時にずっと聞いていたのがBOYS LIKE GIRLS、FALL OUT BOY、そして「ALL TIME LOW」です。
「こんなバンドになりたいね」と言いながら、FIVE NEW OLDはSTARTしました。
2013年には念願のALL TIME LOW “Don’t Panic” のJAPAN TOUR名古屋公演をサポートし共演する事が出来ました。
ステージ横でVo アレックスとGtのジャックが最後まで見てくれたのは今でもはっきりと覚えています。
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僕たちFIVE NEW OLD4人のルーツはいかがでしたか??
似た部分もあれば全然違う部分も沢山あったかなと思います。
性格や生まれた環境や歳が違う4人が沢山のルーツから1つの音楽を作る。本当に音楽は最高だと思っています。
そんな僕らが作り上げたのが”WIDE AWAKE EP”です。
2017年は年明けからWIDE AWAKE EPをリリースして、ツアーをやって、今までよりもっと自分達を軸に活動出来ているなって実感が有ります。
その分、自分達に向き合う時間が多くなっているので、シビアでタフな部分も多いけれど、そのおかげでかなりでっかく成長できるなって感覚があります。
面白いことを自分達からたくさん発信していきたいし、そんな事がたくさん待ち構えているんやろうなって。
ここから更にアップデートしていくFIVE NEW OLDを多くの人に楽しんでもらいたいです。
from FIVE NEW OLD
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FIVE NEW OLDとは
2010年結成。
USオルタナティヴロックに傾倒したバンドサウンドでありながら、様々なジャンルをハイブリットしたサウンドと日本人離れしたソングライティング、そしてVo/Gt Hiroshiが紡ぐ日常に”彩り”を与えてくれるメロディーが注目されFM各局でPOWERPLAYを獲得。
ライブハウスに限らずアンテナの高いリスナーを中心に注目度が上昇中。
2015年6月24日に1st Full Album「LISLE’S NEON」をリリースし、初の全国ツアー(全20カ所)を開催。
2016年6月8日には2nd EP「Ghost In My Place EP」をリリース。2度目の全国ツアー(全10カ所)を開催。
2016年1月11日に3rd EP「WIDE AWAKE EP」をリリース。全国ツアーファイナル@渋谷CLUB QUATTROを成功に収める。
Stay(Want You Mine) / FIVE NEW OLD
Ghost In My Place / FIVE NEW OLD
Hole / FIVE NEW OLD
Release Information
◆New Album「WIDE AWAKE EP」
・2017.01.11 Release
“夜”の様々なシチュエー ションをイメージして書き下ろされた、煌びやかな世界観をもつ4曲を収録。
◆収録楽曲
01. Stay (Want You Mine)
02. Hush Hush Hush
03. P.O.M.
04. Burned in The Firer
Live Schedule
◆RELEASE TOUR 2017
・2017.07.30 @ 東京・新代田LIVE HOUSE FEVER 【ONEMAN】
・2017.08.27 @ 大阪・梅田Shangri-la 【TOUR FINAL ONEMAN】
ツアー全日程は後日発表!
[ワンマン/チケット最速先行1次(先着)]
受付URL:http://eplus.jp/fno-official/(PC&モバイル)
受付期間:2/24(FRI)10:00~3/5(SUN)23:59
※受付期間内に、受付URLへアクセスし、お申込みください。
※お申込みにはe+(イープラス)の会員登録(無料)が必要です。
※お申込みは先着順です。予定枚数に達し次第、受付を終了いたします。
Official Media
Official Site:http://fivenewold.com/
Official Twitter:https://twitter.com/fivenewold
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