
洋楽のような壮大なスケール感と、一音一音の響きを確かめるように丁寧に編み上げられた、精緻でいて温かみ溢れるサウンド。「asobius」の独特の浮遊感を醸し出す楽曲はどのようなルーツを辿って構成されてきたのか。今回は各メンバーにそれぞれルーツについて話を伺った。
甲斐一斗(vo) / 映画音楽やゲーム音楽
出典:Youtube.com
僕の音楽のルーツは映画音楽やゲーム音楽が主だった物になると思います。
ひねくれていたのか、当時流行していた音楽には何故かほとんど触れていなくて、SFやファンタジー物のゲームや映画の音楽に自然と触れていました。
そういった音楽はワクワクする感じというか、他の音楽よりも音だけで季節や景色、感情等を鳴らしている色彩が豊かなイメージがあって、その後にバンド音楽が入ってきたという感じです。
具体的にはFINAL FANTASYやクロノトリガーなどがゲーム音楽の入り口で、バンド音楽はmewとsigur rosが二大巨頭で今でもずっと聴いています。
Theme from “Back To The Future” / バック・トゥ・ザ・フューチャーのテーマ
Special / MEW
髙橋真作(Gt) / THE VINES(ザ・ヴァインズ)
出典:rollingstone.com
中学時代、音楽にハマり、詳しい友達からオススメのバンドを色々と教えてもらっていた。
そんな時、THE VINESは私が初めて自分で見つけて…そう初めてディグってハマった海外のバンド。
アルバムを何枚か聴くとすぐ分かるように、THE VINESは楽曲に二面性が色濃く表れる。気狂いなロックバンドかと思ったら、胸をぐっと鷲掴むノスタルジックなバラードが平然と次曲に来たりする。(個人的にはバラードを推します。)
Vo.のクレイグのギリギリ感はなんだか涙腺を刺激する。自分のプレイスタイルに影響がどう出てるかはわからないけどね、間違いなく私の青春に焼き付いているバンドです。
Homesick
杉本広太(Gt) / 藍坊主
出典:藍坊主 Official Site
自分が作曲をする上で、様々ないろはを教わったバンドだと思います。
HozzyとFujimori Shinichiの2名のメインソングライターが描く曲は非常に多種多様で、常に進化、前進し続けています。
ストレートにズドンと突き刺さる楽曲から、実験的でありながら一度聴いたらまた聴きたくなるクセをもった楽曲、感動的なスケールの大きな楽曲まで、沢山の音楽のワクワクが詰まっていると感じます。
音楽を作る上で忘れてはならないこのワクワクを思い出させてくれるアーティストです。
生命のシンバル
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