
人間がコンピュータに恋してしまい、恋人になっていくという独特なストーリーが最近巷で話題の、映画『her/世界でひとつの彼女』。渋谷シネマライズで筆者が見てきた模様と、herの他、2014年秋にミニシアター系で上映された恋愛・家族愛を描くオススメの映画を2作品ご紹介します!
渋谷シネマライズとは
ミニシアター系で放映されている映画『her』。渋谷では、シネマライズでしか放映されていなかったので、潜入してみました。
中は、渋谷にあるTOHOシネマズより断然狭い部屋にシアタールームがあり、二階席の最前列の真ん中付近(k-11,12)を予約。
身長が150-160cm程度の方である場合、1階の最後列もしくはその前列付近で観ることをオススメします。
特にデートの時は注意が必要ですね。
ドリンクやフードに関して
シネマライズ内にもポップコーンや、幾つかのドリンク、グッズも売られているので初めて行かれる方でも特に問題ないでしょう。実際のシネマライズ内はこのようなコンクリートの打ちっぱなしの壁で、少し薄暗い雰囲気です。
2階席からの眺めです。
上記したように、150-160cm程度の方ですと、もたれかかれる柵のクッションが視界の邪魔になる可能性がございますので、ご注意ください。
映画『her/世界でひとつの彼女』について
出典:http://her.asmik-ace.co.jp/
ここからは多少ネタバレを含みますので、ご注意下さい。
映画『her』は、これからのインターネット時代を暗示。
それは、アルゴリズムを最適化された機械(herの場合はOS)が、感情にも似た行動を実現可能とすること。流行している機会学習の技術の応用で人間のような処理を可能にするAI(人工知能)が出来るのではないだろうかという未来を想像させられます。
herというのは、上記の女性の声をした人工知能型OSのサマンサのこと。
凄くユーモアがあり、次第に完璧な彼女に惹かれて行きます。
しかし、最後のオチは、そういう、人工知能型OSとの関係が生まれる事によって生み出されるというものでした。
皮肉ですが、機械をコントロールしようとする結果、切ない未来が待っていたのですね。
ロジックで組まれた完璧である『her』がどうなっているのか、それに対して主人公はどう変わっていくのか必見です。
『her/世界でひとつの彼女』の上映時間
11:45/14:05/16:25/18:45~20:50(終映)
●8月1日(金)まで 11:30/14:10/16:50/19:30~21:55(終映)
●8月2日(土)よりレイトショー 21:05~23:15(終映) ※本編からの上映
出典:シネマライズ
料金
●一般1800円/学生1500円/中学・高校生1000円/シニア1000円/小人1000円
●平日ガク割 月~金(祝日、特別興行を除く)は、学生証提示により1000円均一
●“日曜日の夜は映画を観よう”毎週日曜日最終回は1000円均一
●毎週火曜日はサービスデーにつき1000円均一
●WEB券1600円均一
(上映の3日前から購入ボタンより、購入可能)
出典:シネマライズ
渋谷シネマライズへのアクセス
渋谷駅から徒歩8分程度になります。
[map addr=”東京都渋谷区宇田川町13−17 ライズビル” width=”500px” height=”450px”]
渋谷シネマライズで今後上映される予定の期待の2作品をご紹介!
『her』の上映前に流れていた告知。ミニシアターでの告知を初めて見ましたが、味のある作品が多い印象。
ミニシアターでの放映だけだとしたら、絶対に勿体ない、ミニシアターに行って絶対に見たいという2作品をご紹介します。
アバウトタイム- about time
出典:http://abouttime-movie.jp/
アバウトタイムのコンセプト
『今日生きることが好きになる』
というコンセプトの元、ラブアクチュアリーのリチャードカーティスが監督・脚本。
予告編を見るだけで、心がホッとする様なストーリーで、これは夏以降恋人や家族で見に行きたい映画ですね。彼女と見に行くと大切にしたいと、そう思えるのではないでしょうか。
出典:Yahoo映画
何度見ても飽きがこない、恋愛・家族愛を描いたアバウトタイム。
DVDはこちら。
イヴ・サンローラン
出典:http://ysl-movie.jp/
イヴ・サンローラン財団の初公認作品。
フランスの期待の新星、ピエールニネ主演。
出典:http://ysl-movie.jp/
半世紀にわたって、全世界の女性から愛され続け、今もなお絶大な人気を誇るハイブランドの創始者にして、伝説のファッションデザイナー、イヴ・サンローラン。“モンドリアン・ルック”“スモーキング”“サファリ・スーツ”など過去の常識を打ち破る革命的なコレクションでファッションの歴史を塗り替え、「モードの帝王」と讃えられた。 エレガンスとは縁の無い中産階級の家庭に生まれたサンローランが、いかにして眩いまでに光り輝くキャリアを築きあげたのか?生涯のパートナーとめぐり逢っても、なお埋められなかった孤独とは?華麗なクリエーションに秘められた壮絶なまでの創造の苦しみとは?天才の知られざる人生の“喝采と孤独”を描く、感動の物語が完成した。
出典:http://ysl-movie.jp/
財団が初公認した作品というのも相まって、フランスでは大人気となった。
俳優も新星で、予告編をみても美しく・可憐でエレガント。
しかし、脆くもあり、それがまた刹那的な美しさを表現している。
また、男性ファッションデザイナーにある同性愛についても描かれており、
細やかな心情に胸が苦しくなる。恋愛という側面から見ても楽しめる映画。
Information
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