人気漫画「デスノート」賛否両論の実写ドラマ化。佐野ひなこ、松重豊出演が決定

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日本テレビで7月放送開始の連続ドラマ『デスノート』。その主人公・夜神月(ヤガミ・ライト)の「キャラクター像変更」が報道され、あまりの変更ぶりに日本テレビ側に批判の電話が殺到しているという。
キャストを含め、どのような内容なのだろうか?

デスノートのあらすじ

原作のデスノートでは、天才高校生:夜神月が奇妙な黒いノートを拾う。
それは死神・リュークが落とした、ノートに「名前を書かれた人間を死に誘う、デスノート」だった。

それを使い、夜神月は犯罪者が存在しない新世界を作るため、世界中の犯罪者名を次々とノートに書き込んで葬る。
やがて犯罪者を葬る者の存在に気付いた人々は殺し屋(=Killer)の意味から「キラ (KIRA)」と呼び始め、キラを神とあがめる者まで現れた。

キラの動きを食い止めるべく、全世界の警察を動かせる唯一の存在である謎の名探偵Lにキラ事件の調査を依頼。
キラとLの頭脳戦の凌ぎ合いが進むにつれて激しくなっていく。

出典:http://relax111.com/dethnoyagami-552

メインキャストへの疑問がある理由とは

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出典:http://www.ntv.co.jp/drama-deathnote/

物語の重要な人物を担うキャストは

夜神月役:窪田正孝さん

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出典:http://www.stardust.co.jp/section3/profile/kubotamasataka.html

2012年度
第34回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞(『ふがいない僕は空を見た』『はさみ hasami』)
第27回高崎映画祭 最優秀助演男優賞(『ふがいない僕は空を見た』)
第1回ジャパンアクションアワード ベストアクション男優(『ガチバン』シリーズ)

2014年度
第83回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞(『Nのために』)
第24回TV LIFE 年間ドラマ大賞 助演男優賞、新人賞(『Nのために』『花子とアン』)
(出典:wiki)

数々の受賞歴があり、現在では朝ドラ「花子とアン」に出演中の実力派俳優である。

L役:山崎賢人さん

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出典:http://www.stardust.co.jp/profile/yamazakikento.html

2011年 管制塔 (映画)
2012年 アナザー Another (映画)で主演を果たし
、他にもチーム・バチスタ4・螺鈿迷宮、黒の女教師、ランナウェイ~愛する君のために
にも出演。

現在20歳の山崎さんは今最も注目度の高い若手俳優である。

ニア役:優希美青さん

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出典:http://www.horipro.co.jp/yukimio/

第37回ホリプロタレントスカウトキャラバンで、応募総数約3万人の中からグランプリを獲得。
NHK連続テレビ小説『あまちゃん』や暗殺教室、悪の教典などに出演。
グランプリ受賞からわずか6ヶ月で朝ドラ「あまちゃん」に出演。ホリプロスカウトキャラバンのグランプリ受賞者の中では、歴代最速となる朝ドラデビューを飾る実力派女優である。

このキャストを見る限り、実力派揃いではあるが原作に忠実に再現というわけではなく制作側の挑戦という意図が読み取れる気もするが、見てみないと何も伝わってこないというのが率直な意見。
中でも読めないのがニア役の優希美青さん。
原作ではアメリカ人の少年という設定だが、どういう使われ方なのかが楽しみでもある。
更に、Lとニアは原作ではほぼ交えないが今回は共演が決まっている。そもそもの設定が違うのか。

https://youtu.be/HxdEQFdxsZw

佐野ひなこさんの出演も決定

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出典:http://www.ntv.co.jp/drama-deathnote/

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出典:http://www.ntv.co.jp/drama-deathnote/

ミサミサこと弥海沙役に佐野ひなこさんの出演が5/31に発表された。
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出典:http://www.horipro.co.jp/sanohinako/

「佐野ひなこさんの抜擢は朗報」という意見から、
「佐野ひなこ自体はいいんだが、この役やるには年齢がな」、
「みさみさのイメージとなんか違うぞ」などネットの意見は賛否両論である。

炎上した2つの要因

騒がれている理由の1つが、先ほどにも紹介したニア役を女性にした事。

そして、もう1つの設定の大幅な変更が大きな要因だろう。

原作では、全国模試1位の天才:夜神月と天性の天才:Lとの天才×天才という対決。
この交戦が見物であったが、今回のドラマでは夜神月は平凡な大学生
Lはといえば、甘いものを食べて集中力を高めて難題をクリアしてきたが、今回のドラマでは甘いものは控えるそう。

ネットからは「平凡な月とか単位取るためにデスノートで教授殺しそう」「Lのお菓子好きも魅力のひとつなのに」「ニアが女とかふざけるな」といった声、挙句の果てには「プロデューサーの名前、デスノートに書いてやろうか」といった過激な批判も上がることに。

この発表に、ネット上では「すぐに逮捕されちゃうじゃん」「凡人がノートを拾う→英語が読めないから捨てる→完」というストーリー自体進まないという声、「凡人なライトに用はない」などの意見が飛び交っている。

デスノートの映画版との比較

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出典:http://365d-happy.com/?p=1158

映画版ではキャスト陣が見事に忠実に再現した。

夜神月役の藤原竜也さん、L役の松山ケンイチさんの両俳優の演技力により、
非常に再現性が高く、この2人を超えるキャストはいないとネットでも評価されている。

もちろん今回のドラマ版のキャスト陣は演技に定評はあるものの、どうしても”違和感”は否めない。

最近では、マンガ原作の綾瀬はるか主演『きょうは会社休みます。』が平均16.0%のヒットを記録。
しかし、昨秋の関ジャニ∞・丸山隆平主演『地獄先生ぬ~べ~』は初回放送後、酷評が相次ぎ、視聴率も平均10.2%と、大ヒットとはいえない数字で終了。
ネット上では7月期の『デスノート』『ど根性ガエル』も『ぬ~べ~コース』と、失敗が予想されている。

ネットの反応

GLAYのHISASHIも唖然…ドラマ『デスノート』の“原作改変”に批判殺到(おたぽる) – Yahoo!ニュース http://t.co/JPhiSDkIu0 これは酷い…。アニメ化や実写化で納得できるものになった作品って少ないよねほんと…。

— おさく (@osakurafujirose) 2015, 5月 26


内容の全貌が明かされておらず、
10年越しの再現で新たなストーリーを組んでくる事は確実のため、
放送を楽しみにしているファンも多い。

吉と出るか凶と出るか。今後の展開から目が離せない。

Information

日本テレビ公式ホームページ
公式twitter

佐野ひなこブログ
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