予想できないラスト。監督 押井守 × 初主演 清野菜名『東京無国籍少女』7月25日公開

予想外のラストを描いてきた数々の名作の系譜。その系譜に新たに加わるかもしれないソリッドサスペンスが2015年7月25日(土)より新宿バルト9
ほかにて公開される。押井守監督の最新作である実写映画「東京無国籍少女(東映ビデオ配給)」。

本作は女子校を舞台にしたサスペンススリラー。主演は『TOKYO TRIBE』で園子温監督をはじめ、世界的な監督から立て続けに抜擢され大注目を集めた清野菜名が、自身“初”の主演を飾る。

ストーリー・あらすじ

そこは女子美術高等専門学校。日々、創作活動に取り組む生徒たち。その中に、かつて天才と持て囃された藍(清野菜名)が居た。彼女は事故で怪我を負った影響で心に傷を抱えてしまい、今では眠ることも出来ず、授業もドロップアウトし、ただ一人、謎のオブジェを作り続けていた。

そんな藍を再び広告塔として利用するため全てを黙認し、決して学園の外に出そうとしない教頭(本田博太郎)。特別扱いされる藍を苦々しく思う担任教師(金子ノブアキ)と、嫉妬を募らせる同級生たち。降りかかる執拗なイジメと嫌がらせの中、唯一、彼女の身を案じる保険医(りりィ)にも心を開かない藍。やがて、心休まらない憂鬱な日々は、藍の中で目覚めた「なにか」によって崩れ始める…。群発する地震。響く大量の鳥の羽音。学園内に流れ続けるクラシック音楽。そして繰り返される謎の声… お前はなぜ、ここにいる?

押井守監督がみる清野菜名

演技力に加えてアクションをこなす体力が必要な役です。好きな女優がミラ•ジョボビッチだと答えた時点で決めました。今どきでない硬質な少女というイメージにも合っていました。

ときおり放つ冴えた殺気が魅力的でした。精神的にもタフな役柄ですし、テンションの維持が大変だったと思いますがよくその負託に耐えたと思います。銃器や刃物を持たせても違和感のない、貴重な女優でしょう。

Information

『東京無国籍少女』(ジャンル/実写、ソリッド・シチュエーション、サスペンス)
監督/押井守
出演/清野菜名 金子ノブアキ/田中日奈子 吉永アユリ 花影香音/りりィ 本田博太郎
配給/東映ビデオ
上映時間/85分
公式HP/mukokuseki-movie.com
クレジット/(C)2015東映ビデオ
2015年7月25日(土)より新宿バルト9ほか全国ロードショー

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