早くも1ヶ月が経った2015年。昨年「Dragon Night」で大ブレイクを果たし、今年の夏に日産スタジアムでのLIVEが発表されたSEKAI NO OWARIに続けとばかりに、今年も多くの邦楽アーティストに注目が集まっている。今回はコアな音楽ファンのみならず、一般の音楽リスナーにもぜひ聴いてほしい5組の邦楽アーティスト/バンドにスポットを当て、可能な限り紹介していく。
米津玄師
出典:http://reissuerecords.net/
昨年Coolhommeでも取り上げたが、いよいよ今年、シーンのど真ん中に登場してくるであろう、米津玄師。2015年上半期にはツアーの開催が決定しているが、おそらくキャパシティーが小さすぎて、どの会場でもチケットがプレミア化しそうである。
NIKONのCMソングにも採用された最新楽曲「Flowerwall」でも彼の魅力である声、楽曲のキャッチーさは群を抜いているが、1st、2ndアルバムにそれぞれ収録されている「vivi」「サンタマリア」、そして「アイネクライネ」と一緒に聴いてほしい。彼が創る楽曲の世界を体験できるはずだ。
Flowerwall / 米津玄師
アイネクライネ / 米津玄師
vivi / 米津玄師
cero
出典:http://www.geocities.jp/cerofan/
一度聴いたら耳から離れない音楽とは彼らが創りだす音楽のことを言うのではないか?と錯覚してしまうようである。そのくらいの引きの強さがceroにはある。3人組のバンドではあるが、LIVEでは特殊サポーターのメンバーが加わり、大編成でパフォーマンスを繰り広げている。
昨年リリースをした「Orphans / 夜去」で一気に火がつき新しい注目を集めているが、1stアルバム、2ndアルバム共に素晴らしいアルバムである。Youtubeに公式PVが挙がっていないので割愛するが、「大停電の夜に」「Contemporary Tokyo Cruise」は間違いなく一聴の価値がある。だからこそ、今最もアルバムが待ち遠しくLIVEで見たいアーティストである。
Orphans / cero
Yellow Magus / cero
パスピエ
出典:https://passepied.info/
「21世紀流超高性能個人電脳破壊行進曲」 と銘打ち、2011年に1stアルバムをリリースしてから、年を追うごと、日を追うごとに存在感を増し、その地位を確固たるものにしたパスピエ。昨年リリースした「幕の内ISM」は彼らのアルバムタイトルの特徴であった回文からも離れ、文字通り飛躍の一枚になった。
成田ハネダという天才メロディーメーカーは、色モノにならないギリギリのラインを常に狙いながら、中毒性の高い楽曲を作り続け、呼応するように大胡田なつきの独特の世界観が広がる歌詞、可愛さの中に芯があるヴォーカルが絡まっていく。それらを支える各メンバーの演奏技術の高さは言わずもがなだ。
贅沢ないいわけ / パスピエ
MATATABISTEP / パスピエ
S.S / パスピエ
THE ORAL CIGARETTES
出典:http://theoralcigarettes.com/
彼らとファンの共通言語である「BKW=番狂わせ」を起こすべく、昨年「起死回生STORY」でメジャーデビューを果たし、逆襲の狼煙を上げたTHE ORAL CIGARETTES。歌謡曲的なテイストとそれに絡み合う攻撃的なサウンドは、彼らのどの楽曲からもひしひしと感じられるが、彼らの本領が発揮されるのは間違いなくLIVEだろう。
Vo,である山中拓也を中心に、ライブに訪れたリスナーを毎回釘付けにするような全力のパフォーマンスは彼らの最大の魅力であり、絶対に見るべきである。「起死回生STORY」のみならずインディーズ時代にリリースした楽曲もキラーチューンのオンパレードなので、ぜひ聴いてほしい。
起死回生STORY / THE ORAL CIGARETTES
Mr.ファントム / THE ORAL CIGARETTES
STARGET / THE ORAL CIGARETTES
SHISHAMO
出典:http://shishamo.biz/
近年、数多のガールズバンドが現れたが、ポテンシャルも含めてポスト・チャットモンチー最右翼に挙げたいのがSHISHAMOだろう。彼女たちの楽曲のから醸し出される「青春感」は、楽曲をリリースするごとにより色濃いものになっているように思える。
実は昨年9月に、旧ベーシストである松本彩が脱退し、新たなベーシストである松岡彩が加入し新体制となったのだが、本人たちもややこしいにも程があると話しているように(※SHISHAMO:大事なお知らせ編より抜粋)、運命的なメンバーチェンジであった。更に力強さを増し、今年ますますの活躍を見せてくれることであろう。
僕は、実は / SHISHAMO
量産型彼氏 / SHISHAMO
君と夏フェス / SHISHAMO
以上5組のアーティストについて、紹介をさせて頂いた。
今回取り上げさせて頂いたアーティストそれぞれは全く別のジャンルではあるが、いずれも2015年大注目のアーティストである。
今年も開催が続々と決定している各地の夏フェスやライブ会場等で、今回取り上げたアーティストがパフォーマンスしているのであれば、ぜひ一度足を運んでみてはいかがだろうか?
関連リンク
米津玄師 Official Site「REISSUE RECORDS」
米津玄師 / ハチ Official Twitter
米津玄師 Official Channel(YOU TUBE)
cero Official Site「REISSUE RECORDS」
パスピエ Official Site「REISSUE RECORDS」
パスピエ Official Twitter
パスピエ Official Channel(YOU TUBE)
THE ORAL CIGARETTES Official Site「REISSUE RECORDS」
THE ORAL CIGARETTES Official Twitter
SHISHAMO Official Site
SHISHAMO Official Twitter
SHISHAMO Official Channel(YOU TUBE)
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