『ONE PIECE(ワンピース)』作者の尾田栄一郎が嫉妬した漫画 「四月は君の嘘」

『ONE PIECE(ワンピース)』と尾田栄一郎といえば、『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載中で同作コミック全巻の累計発行部数が世界で3億2086万6000部を記録し「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」として、『ギネス世界記録』に認定されたのが記憶に新しい。そんな彼が選んだ作品の気になる内容とは?

尾田栄一郎が嫉妬した漫画

フジテレビで放送された「一流が嫉妬したスゴい人」の番組内で「自分が嫉妬したスゴい人」というお題に対してアンケートという形で答えた尾田栄一郎は、「締め切り前に普段は1,2冊読んで「なるほど」となってしまうところ、全巻読んでしまって自分の書いている締め切りを落とすところだった」と「四月は君の嘘」を絶賛した。

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出典:http://www.kimiuso.jp/introduction/

四月は君の嘘への嫉妬したポイント

尾田栄一郎に「聞こえる音楽」と言わしめた、才能豊かなヴァイオリニスト……少女・宮園(みやぞの)かをりがヴァイオリンを弾くシーン。読み手に余白を与える新しい漫画の手法になるかもしれないこのシーンは必見。コマを読み進めるのが勿体ないとまで言わしめた。

番組出演者の伊集院光は「普通はワンピースが掲載されている集英社の作品を選ぶところ、『四月は君の嘘』は月刊少年マガジンで連載されていた作品なので、担当の編集は怒られているだろう」と話した。

集英社の作品を選択せず、月刊少年マガジンで連載されていた作品を選択したところがいかに本気で選んでいるかがわかる。
偉人が本気で嫉妬した作品をみてみてはいかがだろう。

四月は君の嘘(1) (月刊少年マガジンコミックス)

四月は君の嘘のあらすじ

桜の花びら、音楽、そして嘘。君と出逢った日から世界は変わる――母の死をきっかけにピアノを弾かなくなった、元・天才少年ピアニスト有馬公生(ありま・こうせい)。目標もなく過ごす彼の日常は、モノトーンのように色が無い……だが、友人の付き添いで行ったデートが、少年の暗い運命を変える。性格最低、暴力上等、そして才能豊かなヴァイオリニスト……少女・宮園(みやぞの)かをりと出逢った日から、有馬公生の日常は色付き始める!! 胸を打つ青春ラブストーリー!!

大人も泣けるという貴重な漫画。

W主演広瀬すず、山崎賢人で実写映画化

新川直司「四月は君の嘘」の実写映画化された作品が2016年に公開される。

本作のヒロインである自由奔放な個性派ヴァイオリニスト・宮園かをり役を演じるのは、「海街diary」のすず役や「ちはやふる」の千早役などで知られる広瀬すず。かをりに惹かれていく天才ピアニスト・有馬公生役は、「orange-オレンジ-」で成瀬翔役を務める山崎賢人が担当する。なお原作マンガの2人は中学生だが、映画では高校2年生に変更されている。

漫画、アニメと見た人もまだみてないという人もこちらは見逃せない。

Webサイト・コミック情報

コミックス&電子書籍全11巻で発売中。

四月は君の嘘(2) (月刊少年マガジンコミックス)

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