沖縄が好き!宮古島のお隣「来間島」何もない時間を過ごせる島旅の魅力

わたしは沖縄がすき。うまく言えないけれど、雰囲気や居心地がよくて、なんだかんだ1年に1度は遊びに行っている。お気に入りの場所もいくつかあるけれど、今回はそのひとつ「来間島(くりまじま)」を女性の視点でご紹介します!

この島は、カフェやゲストハウスがある他は、民家や畑が広がっていて、絵に書いたように長閑。初めて訪れた時からどこか懐かしさを感じるような場所。

沖縄本島から南西に約290キロ、沖縄の中でも一番の透明度を誇る海を持つと言われる「宮古島」の南西。全長1,690mの来間大橋で宮古島と結ばれている。面積2.84km²、人口200人弱の小さな島。それが「来間島」

出典:http://dor39.jp/islands/detail/22

来間ビーチ

来間島の夏は暑い。朝から暑い。だけれど風が気持ち良い。これは島の特権かもしれない。

来間大橋のたもとに来間ビーチがある。きめ細やかな砂浜と、透き通った海を目の前にすると思わず叫んでしまう。海だーーー!

海の底が見える程青く澄んだ来間ビーチ

海は青いと言うけれど、本当はこんなにいろんな色をしている。白、水色、緑、青、黒。
紫にも見えるような。見えないような。

東洋一美しいと言われる宮古島の与那覇前浜ビーチと向き合うように位置していて、遊泳客で賑わう前浜ビーチを静かに眺めることができる。こちらのビーチはいつも人が少ない。
とてもよい。

来間ビーチには日陰がないので、日差しが強い季節は長袖が必須。海パンやビキニで泳いでいると観光客感まる出しになるので、地元っ子ぶりたい人も長袖必須。

島カフェ

来間ビーチから続く坂を登っていくと、カフェ「PaniPani」がある。全席テラス席で時折気持ちのいい風が吹く。ここでの読書が最高におすすめ。
ただ、風の強い日や、オーナーが庭の掃除をしたい気分の日には営業していないので注意。「14時頃戻ります」という置き手紙を見たこともある。ゆったりのんびりなスタイル。

PaniPaniの斜向いには、島茶家「ヤッカヤッカ」がある。島の食材を使ったメニューが並び、オンシーズンにはひっきりなしにお客さんが訪れる。ヤッカヤッカには宿泊施設もあり、宿泊客にとってはまさに「ただいま」な、おうちカフェ。
「レアチーズケーキのマンゴーソースがけ」がたまらなく美味しい。徒歩や自転車で来たお客さんにはエコ割サービスがあるので、ぜひ徒歩に挑戦してほしい!

出典:http://miyakojimacity.jp/blog/?p=2968

ガジュマル展望台

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島の高台には展望台が2つある。有名なのは竜宮展望台だけれど、おすすめは断然ガジュマル展望台。名前のとおりガジュマルの木をモチーフにして建てられた展望台で、与那覇前浜ビーチと来間大橋が一望できる。何時間でも、ぼーっとしていられそうなこの場所は蚊にさされ注意。時間を知らせるための鐘とのことだけれど、突然鳴りだす爆音にも注意。

長間浜ビーチから見る夕陽

民家と畑が続く道を進んだ先には長間浜ビーチがある。西向きのこのビーチからは海に沈む夕陽が綺麗に見えて最高。
海と夕陽の組み合わせ、長間浜のこの景色は正しくロマンチック。

長間浜から見える神々しい夕陽

出典:http://www.pakutaso.com/20140823217post-4438.html

島の星空

完全に日が暮れてしまうと、あたりは真っ暗になる。この島には街灯がほとんどない。そのおかげで、空を見上げると一面にめいっぱいの星。はっきりと見える天の川。しばらく見上げているだけで流れ星もちらほら。

春先には南十字星を見ることもできる。北半球の人間にとっては「憧れの星」とも言われる南十字星だけれど、知らないと意外と見落としがち。「出てたのに気付かなかった」は、もったいなさ過ぎるので意識して探してみてほしい。ちなみに、わたしはまだ1度も見られていない。お天気との兼ね合いもあるので、焦らずその機会を待ちたい。

天の川がはっきりと見える星空

出典:http://www.pakutaso.com/20140844220post-4456.html

宿泊

来間島にはホテルがないため、宿泊は民宿かゲストハウスになる。同じ宿に泊まる人たちと一緒に夜ご飯を食べたり、お互いの話をしたり、観光ホテルにはない楽しみがある。

都会に住んでいる人はぎょっとするかもしれないけれど、こちらの家は壁をヤモリが這っていることもしばしば。わたしも初めて見たときは鳥肌がたったけれど、だんだんと可愛く思えてきて、名前を付けたりした。害虫を食べてくれる守り主なので仲良くしよう。

アクセス

来間島へ行くには、まずは宮古島へ。沖縄本島から飛行機で1時間弱。東京からの直行便もあるけれど、本数が少ないのでスケジュールが合わせづらいという難点がある。うまくスケジュールが合えば、直行便でひとっ飛びがおすすめ。

宮古空港からは車で15分。絶景の来間大橋を渡って来間島へ!便利なのはレンタカーだけれど、来間島だけの滞在であれば車の出番はほぼないので、もったいないかもしれない。タクシーを使うと約1800円。タクシーの運転手さんにも話を聞けるので意外とよいかも!

詳細がわかる来間島の情報サイト(dor39.jp)も出発前にチェックしておこう。

まとめ

来間島のよいところは、やはり海と星と人だ。なんてありきたりなことしか言えないんだろう、と思うけれど何度考えたところでそうなのだ。

島にはスーパーやコンビニは1つもない。車でまわれば15分もかからず島を1周できてしまう。その小ささから、観光客の多くは数時間滞在して宮古島に戻っていく。もちろんそれでも十分楽しめると思うけれど、できればもう少し長く滞在し「来間島の日常」を垣間見たい。

いろんな物が「ない」この島で送る日々は、いつも同じようで、いつも新しい。
たとえ2泊3日の旅行でも、暮らすような感覚で過ごしてみてはどうでしょうか。

◼︎ 来間島のビーチで使いたいアイテム

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