【音楽】日本のエモーショナル、ラウドロックを牽引。ONE OK ROCKのTakaも楽曲に参加する「Pay money To my Pain」

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TOSHI-LOW(BRAHMAN)、ONE OK ROCKのTakaやColdrain等、今ホットな邦楽ロックアーティストとの親交があり、エモーショナル・ラウドロックを牽引してきた「Pay money To my Pain」。ボーカルKの逝去後に、ゲストボーカルを集めて発売されたアルバムに、ONE OK ROCKのTakaもゲストボーカルとして参加する彼らの魅力とは。

「Pay money To my Pain」

ファンには、「P.T.P.」と呼ばれて親しまれている4人組のロックバンド。ヴォーカルのK(後藤慶)が急性心不全で急死してしまったことにより、活動を休止しているが、死後にもアルバムを発表するなどファンのみならず、周りのアーティストにも愛されている。

エモーショナル・ラウドロックの先駆け

どこか寂しげでありながら、自己との葛藤や仲間を思う心情をストレートに伝えてくる歌詞は、ボーカル・Kの心の綺麗さが投影されており、最近主流である4つ打ちの邦楽ロックとは一線を画す。「Pay money To my Pain」を筆頭に、ONE OK ROCKやColdrainが邦楽エモーショナル・ラウドロックの礎を気付いたと言っても過言ではないだろう。

Pay money To my Pain 『Room #103』

Kが逝去して2年後に発表された、Kが歌唱する未発表デモ音源

Pay money To my Pain × Taka from ONE OK ROCK「Voice」

ボーカルKが生前に残した楽曲で、P.T.Pメンバーがボーカルを探し、Kが尊敬していたTakaが参加した。

http://youtu.be/om3j9rSvaX8

Pay money To my Pain – PICTURES

Pay money To my Pain – Rain

アーティスト・制作に携わった人たちの言葉

P.T.Pのホームページにはボーカル・Kヘの言葉が書き連ねられている。それぞれの言葉から情景が目に浮かび、つい涙してしまう。

TOSHI-LOW(BRAHMAN)

幕張メッセの端の方に用意された打ち上げ会場で
終わりも近くなって皆も出来上がってきた頃
何か下の方でコツコツ感じんなあと思って横を見たら
さっき物騒でヤンチャな話をしてきたので護身術の一つ二つを教えてやったあのチビが
「俺も強くなりてぇ」って言いながら俺の足を何度も蹴ってた
「また教えてやるから」って言ったのが最後になっちまったから…
教えるはずだった強さを
愛情表現も世渡りも下手で
勝ち気で生意気でヒネクレ気取ってるけど
寂しがりで不安で本当はまっすぐな
PTP好きの若い奴でも見つけて鍛えとくわ
残されたお前の声を聞きながら俺も鍛えとくから
そっちで喧嘩になったら教えてた技で大男やっつけて待っとけよ

出典:http://www.paymoneytomypain.com/voice.php

TAKUMA(10-FEET)

普段はすっとぼけたメンバーがライブになると豹変してストイックになって、
全身全霊で演奏して唄って聴かせてくれる。
ずっと友達の僕らでも目を見れない程の心が奮える真剣さで向き合ってくる。
PTPのライブは”パフォーマンス”という表現を越えたモノに思える。
人と人が本気と本心で向き合う様な空間になる。
命を削って何かを僕達に残そうとしてくれる様なその姿勢に、
僕自身特別な勇気や力を沢山貰った。

出典:http://www.paymoneytomypain.com/voice.php

Kj(Dragon Ash)

初めて対バンした時に、俺Homeって曲が大好きなんだって言ったの。
そしたら、んじゃ時間かけて仲良くなれるかもしれないねって
照れ臭そうに言ってくれてさ、
ある時10-FeetのTAKUMAから俺の番号聞いて連絡してきてさ、
飲もうぜっつって、んで初めてガッツリ飲み明かしたの。
あいつベロベロになって暴れまくってさ、俺の事投げ飛ばそうとしたり、
脱げっつって国際Aマッチみてえにシャツ交換させられたり、
最終的には俺の事ぶん殴ってモミクチャになったとこで強制送還。
後日お互い笑い話に変えて深く和解してさ、

それ以来バンド仲間として、一人の男として、
何より殴り合った仲として… いや、俺殴ってねえし。

始めからやり直せるとしても
きっと俺達は同じ過ちをしてしまうだろう

それでも大好きだよ。

出典:http://www.paymoneytomypain.com/voice.php

金子ノブアキ (RIZE)

技術、精神性、他者への深い愛情、どれを取ってもここまで到達している
バンドをオレは知らない。日本だけではない。
世界中に類を見ない一つの奇跡だと本気で思っている。
そして、最高の友人だ。みんなの事が本当に好きだ。
人生の指針となる作品を産み落としたPTP。
ロック史上に燦然と輝く最高のバンドに心から感謝と尊敬を!

出典:http://www.paymoneytomypain.com/voice.php

ファン・親交のアーティストからここまで愛されたバンド・ボーカルはこれまで存在したのだろうか。
これからもP.T.Pの音楽は生き続け、残されたメンバーの活躍から目が離せない。

Information

公式サイト:http://www.paymoneytomypain.com/

「gene」

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