【漫画】このマンガがすごい!絶対おすすめしたい実写化しそうな漫画特集

俺物語!!

「寄生獣」「きょうは会社休みます。」「るろうに剣心」「アオハライド」…。ここ数年、人気漫画の実写化がより顕著になっている。もちろん実写化には賛否両論がつきまとい、目の肥えたユーザーをうならせる作品となるには、かなり高いハードルが設けられている。それでも原作の読者であれば、期待せずともいられないのもまた事実。今回は、これから実写化しそうなおすすめの漫画を紹介したい。

俺物語!!

出典:The Huffington Post

少女漫画雑誌「別冊マーガレット」にて、話題沸騰中の「俺物語!!」。表紙のキャラクターから突っ込みどころ満載なのはひとまずおいておこう。
彼の名前は剛田猛男、誰がなんと言おうと某ネコ型ロボットの世界のガキ大将とは無関係の高校1年生である。

無敵の肉体と優しいハートの持ち主・剛田猛男。
 
「俺物語!!」はそんな猛男が、不器用だけれどまっすぐな気持ちで、周りと一緒にハッピーになっていくハッピーなお話なのです。

出典:別冊マーガレット OFFICIAL SITE

なんだろう…キャラクターを無視してあらすじだけを見ると正統派ラブコメっぽく見える方は多いと思う。
しかし、この漫画がすごいのは、主人公である剛田猛男によってこの正統派ラブコメが、超正統派ラブコメと呼べるくらいに更に面白くなるのである。元来の主人公であればスルーしてしまうような日常の些細な一コマに関しても、例外なく何らかのリアクションがあり、それがまた面白い。

作者である「河原和音」は他にも吹奏楽部員と野球部員の青春を描いた「青空エール」という作品も連載しており(こちらはこちらで見どころが満載)、こちらも例に漏れずおすすめ。

 

王様達のヴァイキング

出典:小学館 OFFICIAL SITE

『ビッグコミックスピリッツ』にて絶賛連載中の新時代のサイバー漫画。主人公がハッカーで実写化をした作品といえば「ブラッディ・マンデイ」が有名だが、こちらの作品とは明らかに一線を画している。

にわかに信じがたいが、原作者の「さだやす」のにとってはこの作品が初連載・初の単行本化なのだという。

高校中退、バイトも即クビ。社交性もなきゃ愛想もなし。
18歳の是枝一希(これえだかずき)が唯一持っているのは、ハッキングの腕。
 
金融機関にサイバー攻撃を仕掛けた彼の前に「お前の腕で世界征服する」と宣言する大金持ちの男が現れる。
ハッカー少年と仕事中毒のエンジェル投資家、彼ら2人はどんな仕事を創り出すのか…?
全く新しい新世代タッグ誕生!!!

出典:小学館 OFFICIAL SITE

主人公と周囲を取り巻くキャラクターのエッジの効き方の素晴らしさはもちろん、サイバー漫画独特の緊張感やスピード感に加えて、近年リアルでも注目されている「起業」「エンジェル投資家」というテーマとの調和が絶妙なバランスでとれている。

ネタバレになってしまうので記載はしないが、主人公が関わる数々の出来事が、今の時代だからこそ起こりうる、あるいは既に起きている社会問題とも繋がっている。それもそのはず、ストーリー協力をしている「深見真」は人気アニメ「PSYCHO-PASS」の脚本家。そんな、全く新しいサイバー漫画「王様達のヴァイキング」、声を大にしておすすめしたい。

 

ピアノのムシ

出典:芳文社 OFFICIAL SITE

「のだめカンタービレ」「ピアノの森」「坂道のアポロン」「四月は君の嘘」など…。近年ヒットした音楽漫画で主人公がピアニストにケースは多々あれど、「調律師」が主人公の作品は、この作品の他にはほとんどないのではないだろうか。

巽(たつみ)ピアノ調律所に勤務する蛭田敦士は、腕だけは超一流のピアノ調律師。
 
どんなピアノでも蛭田の手にかかれば、再び美しい音色を奏でる。 しかしその性格は難アリで…。
 
気高くも毒がある、調律師の世界へいざなう第1巻!

出典:芳文社 OFFICIAL SITE

主人公の蛭田は、口は悪い、性格最悪、接客態度も最低(勤務中に飲酒したり)…だが調律師としては超一流。音楽を漫画の題材にする時にやはり最も高いハードルになるのは「紙面からでは鳴るはずがない作中で奏でられている音を、どこまで読者がイメージをすることができるか」ということだと思っているが、そのハードルをこの作品は楽々と越えている。

いわずもがな「調律師」という立場だからこそ「良い音・悪い音のイメージ」を読者毎に出来るからではないか。調律に関する知識の有無に関わらずおすすめしたい作品である。

 

ナナマル サンバツ

出典:KADOKAWA OFFICIAL SITE

「ちはやふる」「ましろのおと」など、近年はニッチな部活動にスポットを当てた漫画も目立つ。
その中でも漫画版「サマーウォーズ」の作画で話題となった「杉基イクラ」が放つ競技クイズ漫画はイチオシである。作品タイトルでもあるナナマル サンバツは早押しクイズの形式の1つである7○3×(7問先取、3問お手つきで失格)が由来。

――今度はクイズで戦争だ!
 
部活系≪競技クイズ≫ストーリー!!
 
入学早々、高校一年生の越山識(こしやましき)が勧誘されたのは、怪しげな先輩が会長を務める「クイズ研究会」だった。
 
同級生の真理(まり)に引きずられ、内気な本の虫だった識は、0.1秒を争う早押しクイズの世界に足を踏み入れる――。

出典:KADOKAWA OFFICIAL SITE

主人公の識を中心に描かれる日常生活の「静」の世界と、0.1秒を争う競技クイズ中の「動」の世界。この静と動のコントラストが素晴らしい。

クイズ自体も、「これ知ってる!」というものから、「こんなことまで問題になるのかよ!?」というものまで、ジャンルレスで幅広く描かれているため、読者も実際に競技クイズに参加しながら読み解いていけるのもこの漫画の魅力だろう。

 

87CLOCKERS

出典:集英社 OFFICIAL SITE

配役と演出の素晴らしさで、近年大成功を収めた実写ドラマの1つである「のだめカンタービレ」でお馴染みの二ノ宮知子が放つ新連載。「パソコン界のF1競技」とも呼ばれる超ディープな世界、「オーバークロック」をテーマに前作に負けず劣らずの濃すぎる面々の奮闘を描いていく。

一ノ瀬奏は、いわゆる草食系男子と呼称される押しの弱い音楽大学3年生。
 
だが、極寒の冬の日、裸足でアパートの外に立っている美しい女のコ=ハナを目撃したことが、彼の心の中に妙に残る。
 
世界と競い合う男と行動を共にする彼女は、一体、何者なのか? 
 
巻き込まれ型の奏は謎の「オーバークロック」と出逢った事で少しずつ積極的になっていくが…そこには妙な人々とディープな世界が待ち受けているのであった!

出典:芳文社 OFFICIAL SITE

「のだめカンタービレ」以来の新連載ということで、期待に胸を膨らませていた読者の大多数が「……オーバークロックってなんぞ!?」と思ったに違いない、超ニッチで超ディープな漫画「87CLOCKERS」。
しかし、しかしである。読み出したら止まらないのである。

二ノ宮作品の特徴だが、今回も登場するキャラクターの濃さが凄い。そんな突飛なキャラクターでも、「こういうやつって探したら本当にいるんじゃないか?」と思える所も、この作品の素晴らしさでありおすすめポイントである。

最後に

今回は厳選した5本の実写化しそうなおすすめマンガを紹介した。
本当に実写化するかどうかは定かではないが、実写化をするということはそれだけその漫画が多くの人に受け入れられる土壌があるということでもある。

どんな形であれ作品に興味をもって、手に取る人が増えてくれると嬉しい。

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