都会暮らしから地方に移住して暮らすスローライフとクラウドソーシングという働き方

都会での暮らしに疲れて、地方で農業をするような《スローライフ》に憧れる人が増えている昨今。クラウドソーシングというインターネット上で仕事の受注・発注ができるサービスが人気になってきている。人気になっている理由は「 場所を選ばずに自分の好きな時間に好きなだけ仕事ができるという点」 だ。そんなクラウドソーシングサービスを使って実際仕事をしている方に、なぜクラウドソーシングサービスを始めたのか、地方での暮らし・移住・転職などにはどのような興味を持っているのかインタビューをしたのでご紹介。

都内・地方に暮らす人が、クラウドサービスを使うようになったきっかけとは

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主人の転勤で地方に移住しクラウドサービスを始める

妊娠が分かり出産のために退職したことと、機を同じくして主人の転勤が決まり、それまで勤めていた自治体を退職したことをきっかけに始めました。主人は3年に1度転勤がある転勤族で、私は将来的に一つの職場で長く働くことは難しいと思い、それならばどこに住んでいても働けて子育てと両立できる在宅ワークの仕事で少しずつキャリアを積んでいきたいと思い、ランサーズを始めました。

当初は本当にできるか不安でしたが、調べてみたところ、同じく家庭の事情で決まった時間に働けない人たちが在宅ワークをしていると大勢いらっしゃると知り挑戦してみました。他にもクラウドワーキングできるサイトはありましたが、ランサーズはどちらかというと実績がありシステムがしっかりしていて信頼できるイメージがあったので、利用させていただいています。

病院の給与に満足できず、パソコンスキルを身につけていきたかった

病棟クラーク業務は仕事の内容に相反して基本給が大変低く設定されています。病院で必要なのは医療関係の資格であって、私が取得した程度のパソコンのスキルでは収入には結びつかないのが一般的のようでした。私なりに努力して取得したものですので、以前からもっと活かせる場所はないかと考えていました。

子供の成長により自分の時間が少し取れるようになり、インターネットで調べていたところ、ランサーズのようなクラウドソーシングという働き方があるのを知りました。

ライティングは資格取得時に練習したタイピングを活かせますし、自分が努力したらそれだけ収入に繋がるという事も頑張れるモチベーションの一つです。文を考えて書くという事も、自分に合っているのかなと少し感じられる時もあります。

クラウドソーシングは自分の仕事の可能性を広げてくれる

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ランサーズ

インターネットビジネスは、インターネットが一般に開放された1995年頃から、ビジネスモデルとしてとても興味を持っており、自分自身でもインターネットを活かした新しいビジネスモデルを多数開発してきました。

クラウドソーシングのビジネスモデルに関しても、かなり以前から興味を持っておりました。Lancers以外、【クラウドワークス】
やその他の会社のサービスもいろいろ試してみて、それぞれの特長を見ています

全般に言えることは、とても将来性がある、これから大きく発展するビジネスモデルだと考えています。
自分自身が、サラリーマンとして働き、経営者として働き、個人として働き、色々な立場で仕事してきましたが、個人として働く生き方に対して、いまは一番興味を持っており、その興味に合致しているのが、クラウドソーシングなのです。

公務員を退職して、出産し、子供が成長したのでクラウドソーシングを始めた

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遠方の男性と結婚したため転居しなければならず結局公務員も退職してしまいました。しばらくは義実家が経営している会社で経理のアルバイトをしていたのですが妊娠出産を経て退職。結婚が遅かったのでなるべく早く出産をしてしまいたかったため、計画的に二人目も出産し、子どもが幼稚園に入るまでは仕事は控えることにしていました。

そして子どもも成長しそろそろ予定どおり仕事を始めようとしていたのですが公立の保育園に入ることが出来ず結局断念。

パートだけでもと思ったのですが子どもの送り迎えを考えるとなかなか短時間のパートも難しいのです。そこでネットで在宅ワークで良い物がないか調べていたところクラウドソーシングのことを知りました。今のところランサーズが一番利用しやすいと思います。

時間に縛られることなく、自分の自由な時間に自由に仕事ができるから

ランサーズはネットを見ていて知ったのですが、時間に縛られることなく、自分の自由な時間に自由に仕事ができるところが気に入って思い切って利用するようになりました。

固定された仕事だと時間に自由が利かず、かならずその時間に出勤しないといけなかったりするからです。

当方主婦であり、まだ小さい子どももいてますので自我間に融通が利くほうが良いことと、他にもやりたいことがあるので、就職してしまうとそれが難しくなってしまうからです。

たとえ収入が安定的で多くあったとしてもどこかに就職してしまうと出勤時間や退社時間などがあり、どうしても拘束時間が発生してしまうので私の条件にはあっていないのです。

それで、ちょうど私の条件にあったやり方でできるランサーズを利用するようになりました。

ランサーズは家計を助けるために始めた

転職後、大学に戻り教員免許を取得し、高校の英語教員(常勤または非常勤講師)として8年近く働いていました。

その間に同業者と結婚しました。しばらくは二馬力で働いていましたが、結婚四年目に子供が生まれてからは、年次契約の講師という事もあって学校で働く事はできず、妊娠した年の年度末の契約が切れたところで一旦学校勤めはお休みという事にしました。

しばらくは主人の収入と自分が働いて蓄えていたお金で家計を回していましたが、不妊治療などをした事もあって蓄えが大きく減り、次第に主人の収入のみで家計を回していかなければならなくなりました。節約には勤めていますがなかなかやりくりは難しく、月々の各種支払いで家計はひっ迫しはじめていることから、ランサーズを利用しはじめました。

プロブロガーのイケダハヤトさんの暮らしをみて、キャリアプランに合っていたから

履歴書

プロブロガー、イケダハヤトさんのブログを通して知ることとなりました。
「会社を辞めても、生きるすべはいくらでもある。例えばランサーズのようなシステムは~」というような紹介を目にしたのが、ランサーズとの最初の出会いでした。
その後、ランサーズを初めて月収20万円を達成した、吉見夏実さんの存在を知りました。

吉見さんは、コツコツまじめに取り組んでいけば、奇をてらったスキルがなくても、十分稼いでいくことができると発信しています。
それと同時に、ライティングスキルの向上によって得られるものもある、と発信されています。
例えば、スキルの向上は文字単価の値上げにつながり、他の分野への応用も可能だと言われています。そして、これはまさに自分の将来のキャリアプランに沿っていたため、「 ランサーズ 」を始めることとなりました。

人に文字を通じて伝える能力・ライティング能力を鍛えたかったから

人に文字を通じて伝える能力を鍛えたかったからです。綺麗事だけでも気が引けるので、成果として報酬も頂けるの2点です。
現在も人材ビジネスを継続しております。基本的には対面か電話で対応をさせて頂きます。その為、会話で伝えること、聞く事が業務上ではほとんどです。

如何にお客様の本音を聞きだせるか、その上で、お客様の意向に合った提案を伝えられるか。この部分が重要になってきます。提案資料もありますが、特に注力しているは自分自身の言葉とお客様の言葉です。その為、会話に関しては日々の業務で訓練をし、自分なりに改善もしてこれたと思っています。

その反面、文字で相手に伝える事は少なくなったと感じています。人に伝える方法は会話だけではありません。
人対人での仕事をしている以上、大切なのは「伝える力」だと感じています。
今のままでは、伝える力が圧倒的に不足していると痛感している為、少しでも向上出来ればと思い、ランサーズを使うようになりました

副業としてランサーズを利用

私は本業が医療事務で、副業としてランサーズを利用しております。年齢的にもそろそろ子供が欲しいので、自宅で出来る仕事を身に付けたいなと思ったためです。

自分が子供の頃は親が共働きでとても寂しい思いをしました。そのため、出来る限り家にいるお母さんになりたいのです。ランサーズを使うようになったきっかけは、たまたま検索でヒットしたからです。他にも類似サイトがたくさんありますから、もっと稼ぎたくなったら複数かけもちで利用しようかなとも考えてております。

つまり、そんなにランサーズにこだわって使っているわけではありません。現在は扶養を外れないギリギリの範囲で、ライティングなど自分のスキルアップを目指しております。

地方に移住して就職・転職された方はその経緯、経験がない方は願望の有無とその理由とは

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都内で暮らす人が地方に移住して暮らしていくには人それぞれの理由があります。都会で頑張っていたけど疲れて地元に帰ったという方も少なくはないでしょう。地方に移住してきっかけと現在の暮らしなどについて聞いてみました。

結婚を機に地方へ移住し転職

私の場合は結婚を機に地方へ移住し転職することになりました。都会に比べると賃金や求人も少なく当初は苦労すると思いました。しかし、実際に生活してみると地方だからこそスキルのある人は都会に流れてしまい人手不足にあえいでおり、能力のある人は常に引っ張りだこであるという状況が分かりました。

そして自分次第ではいくらでも希望する仕事を見つけられると思いました。

また、地方は都会よりも人脈がとても大切で、人脈を通じて情報を得たり仕事をする機会を見つけたりもするので、積極的に色々なセミナーやワークショップへ出て顔を広げていく必要があります。人脈が広がることで、次に転職を考えるときもどこからか声がかかったりする場合も多いように思います。

地方移住の願望はあるけど、家庭の事情で難しい

地方移住への願望はあります、が、その実現はほぼあり得ないと考えています。
現在住んでいるのは東京都なのですが、家が江戸時代からの農家をやっています。そして、わたしはその家の嫡男。つまり、いずれは実家を継がなくてはいけません。
これが、地方移住が現実的でない点です。

しかし、地方移住への願望はあります。メリットに感じているのは、やはり東京では味わうことのできない広大さ、雄大さに惹かれてのことだと思います。

我が家は、東京都でも大分西の方に位置するため、東京と言いながらも、いわゆる田舎的な雰囲気を兼ね備えています。しかし、それでも、本物の田舎とは空気感が根本的に異なっており、そういう場で創造的な仕事をしたり、子育てをしたりすることには、非常に期待感を抱いています。

転勤で田舎勤めになったが、車があれば快適だという教師

私の場合、一つ目の勤め先は福岡市の中心地の天神ど真ん中でした。

若者が休日遊びに来るような場所で仕事をしていました。しかし、転職後教員免許を取得してからしばらく、福岡市内でいわゆるコネなしで私立学校の教員募集などに応募してみましたがうまくいかず、結局、前にも書いたように母の知り合いを頼って働き口を見つけました。

その結果、実家にほど近い学校での勤務となり、都会勤めから一転、かなりの田舎勤めになりました。市内での暮らしから転職後、結婚するまで実家暮らしになりましたので、それを地方への移住と捉える事もできるかもしれません。地方での就職は思ったより快適でした。何より通勤の時にラッシュや渋滞などのストレスがほとんどありません。車さえあれば快適だと思います。

地方に移住してネットを駆使して働いている主婦

地方に移住して働いています。
これは、地方に移住することを望んだというよりも、結婚した相手が地方の人間だったので、地方に来た、という感じです。
家は大阪にあり、元は家から30分もあれば梅田に行くことができたのですが、今は三ノ宮まで1時間ほどかかるような場所に住んでいます。

ただ、こういったクラウドソーシングサービスを使った仕事であれば地方でも特に問題なく仕事ができるので良いなと感じています。ネットを使った仕事でなければ出勤のために多くの時間をかけるか、近くで仕事を探さないといけません。

仕事はやはり都心部の方が多いと思います。人が少なく、店も少ないので働くところも少ないのではないかと感じます。
また、仕事以外の休みの日でもとにかくどこに行っても知っている人に会います。
都心部の方が仕事の人休みの日の区別がはっきりつくのではないかなと思います。

地方出身で、結婚で都会に出てきた主婦

元々地方出身で結婚により都市に出てきたため地方の良さも悪さも知っています。そのため地方に対して夢や憧れを抱くことは全くありません。

個人的には地方に住んで、たまに都会に遊びに行く生活がベストだとは思っていますが、ある程度子どもが大きくなると都会の方が便利なのではないでしょうか。

夫は田舎暮らしに憧れているようなので、もしも移住するなら定年退職後になるかと思われます。地方は物価も安い分賃金も低く、仕事も選べるほどないためある程度蓄えがないと苦労するのではないでしょうか。

取り敢えず都会でしっかり働いて、子どもが独立したら地方に戻って晴耕雨読の毎日を送ることが理想のような気がします。もちろん出身地以外の土地に移住するのはハードルが高いので敬遠してしまいます。

地方や異国への移住願望がある経営者

移住の願望は少しあります。地方もそうですが、異国への移住にも興味があります。
地方、または異国の特性を理解したうえで、アイデアを発想し、地域の方々とプロジェクトを組み、ビジネスを成功させたいと考えています。

今まで私が創出したビジネスモデル、事業は、結果としては、長期的なビジネスに育ちませんでしたので、この点を反省し、長期的に地域に根ざすビジネスモデルを開発したいと考えています。

最近興味を持って調査している事象は、老舗と呼ばれている事業です。老舗の会社も店もです。短期に終わってしまうビジネスが多い中で、なぜ会社や店は、長期間ビジネスが続いているのか?と疑問に思い、調べているのです。
私が目指す、長期間続くビジネスモデルの発想のヒントになると思います。

クラウドソーシングが新しい暮らしの形を作っている

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いかがでしたでしょうか。クラウドソーシングを使っている方に魅力をお聞きしましたが、地方であっても都会であっても働く選択肢が増えているというのは非常に重要です。

例えばバイトに受からない、多くの人のように事情があって移動できないけども稼がないといけないという人もいる中でどうやったら良いのか、今まではお金を借りるなどの選択肢しかなかった中で仕事をできるようになって救われている方も少なくはないはず。

地方に移住して転職したいという方も、フリーランスならインターネットで稼げますし、仕事を受発注できます。インターネットで仕事をもらいながら地方で暮らしていくという人がどんどん増えていくことが予想されていますが、都会と比べて家賃や生活費などの固定費も低いけど、給与はネットからという事がその理由です。

都会で疲れたという方はクラウドソーシングや地方移住での転職で重宝されつつ、スローライフを送るのも良いのはではないでしょうか。

クラウドソーシングサービスは徐々に増えてきており、TVでも話題の日本最大級のクラウドソーシング「 【クラウドワークス】」や、今回インタビューで多くの人が名前を挙げている「ランサーズ」といったサービスが日本でも最大級のクラウドサービスになっています。
様々な仕事があるので、自分には難しそうと考えずにのぞいてみてはいかがでしょうか。

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ランサーズ

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